2025/10/25 21:00
こんにちは。 直径 52.5mm ・手のひらの収まりが良いサイズ感 を取り入れた、Consoleil初の中空構造のヨーヨーです。 特徴的なのは中空構造ながらダブルリムである事。 素直な動かしやすさとじんわり伝わる心地よい重さが織りなすフィーリングをお楽しみください。 構想が出てきたのは2023年中ごろ。サキミタマの開発と同時に本プロジェクトは進行していました。 カジュアルヨーヨーの設計を開始するにあたり、メンバー内での共通認識は 所有欲が満たされ、計画性のないフロームーブが楽しく、突拍子もない動きから新しい技が生まれるヨーヨー という結論に。 サキミタマは「まんまるで軽く、脱力して楽しめるヨーヨー」として開発が進み、イシコリドメは逆に「プレイ中のやや重量感のある存在感から発せられる心地よさ」を実現させるヨーヨーを作るため ダブルリム 中空 ミドルサイズ の三要素を詰め込んだヨーヨーを作ることに。 主観ではありますが、軽量のヨーヨーは手癖や簡単な技を行うには非常に適しているものの、その日の気温や体調によっては軽すぎてコントロールが逆に難しくなったり、回転が今ひとつ伸び悩むなど、それ一個で持ち運ぶには心もとない、と思う時があり、2軸で開発を進めることとなりました。 そして2024年夏ごろに1stプロトが完成。使ってみるとキャップのぼやけ感、ダブルリムのやわらかい感触と動かしやすさ、ミドルサイズの小回り感。どれか一つの印象が強く出ている、ということはなくそれぞれが相互的に作用した新しいフィーリング。また、EDC系の中では重量がありながらも構造や重量配分のおかげでミドルサイズながら高い回転力と安定性、動かしやすさが兼ね備わり、持ち運びやすいサイズが相まって、その日から旅や散歩に欠かせないヨーヨーになりました。 しかし、要素が多いだけに重量が削り切れず、無理やり目的の重量に合わせた結果キャップ周りの設計に問題が生じ強い周期ブレが発生していたため、修正に四苦八苦している間に1年が経過。 その間もこのヨーヨーの改良点を探りつつ、蓄積したノウハウをもとにリム周辺の修正や微調整を行い、見た目や回転力をほとんど変えることなく構造の改善に加え軽量化と幅を広げることに成功。そして2025年秋にプレリリース版として完成しました。 プロトが届き、周りの景色が映るキャップを眺めていると「鏡みたいだな」と思い、鏡に関する神様を探し、八咫鏡を作ったとされるイシコリドメの名前を名づけました。 prerelease RAW edition 鏡といえば、ということで、キャップ、ボディともにRAWにしました。キャップ面はもちろん、直線が多い形状も相まって非常に綺麗に光を反射します。景色を反射するまでに磨くも良し、敢えて磨かずにくすませて味を出すも良し。どちらでも愛着がわくこと間違いなしです。 形になるまで2年半近くかかった本作。 販売ページはこちら https://consoleil.base.shop/items/122222470
今回はConsoleil初の中空ヨーヨー「イシコリドメ」について紹介いたします。
商品紹介
幅 45.15mm
重量 65.7g
素材 A6061+A6061キャップ
軸 m4*8mm
イシコリドメは「生活に溶け込み、感覚に基づくプレイをサポートするヨーヨー」を目指し、
・ミニマルながら遊び心のある見た目、構造
この構造により、キャップのぼやけ感、ダブルリムのやわらかい感触と動かしやすさ、ミドルサイズの小回り感が相互的に作用し、まったく新たなフィーリングを生み出しています。ストーリー

イシコリドメの名前
カラー

まとめ
しかし、このヨーヨーの物語はここで終わりではありません。
本作は皆様の手に渡り、使い続けていくことでユーザー自身の個性を映しながら、このヨーヨーは完成へと近づいていきます。
ぜひ自分なりの味が出てくるまで使い込んでいただければ幸いです。